校正・校閲業務委託契約書

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豊富な企業法務経験による契約書の作成リーガルチェック専門「ヒルトップ行政書士事務所」の濱村です。

少し前に、出版関係の会社から校正・校閲業務委託契約書を受託いたしました。

本を読んでいると、たまに文章の中に誤字脱字があることや、文章内容の間違いに気が付くことがあります。

こういった誤字脱字がないか確かめ、誤字脱字があれば、それを訂正するのが「校正」で、文章の内容に間違いがないか確かめ、間違いがあれば、訂正したり、補うことを「校閲」というものになります。

詳しく伺うと、いくら注意しても完全に文章上のミスを発見しつくすことはできないそうです。

しかも、校正・校閲する担当者の数も契約で決めれるとのことですが、出版社の予算もあるようで、いつも万全な体制を敷くということはできないそうです。

そのため、校正・校閲ミスを完全になくすことまではできないようで、業務に対して仕事の完成責任までは負えませんので、請負契約でなく、業務に対してベストを尽くすことを目的とする準委任契約が適しているようです。

また、クライアントから出版前の秘密情報を預かりますから、他の契約以上に秘密保持義務にも気を遣う必要があり、単に、第三者に開示漏洩するだけでなく、秘密情報をデスクの上などに置きっぱなしにしないなど慎重な取り扱いも求められます。

校正・校閲業務委託契約書の作成やチェックをご検討の方、ぜひご相談をお待ちしております。