節税につながる契約書
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豊富な企業法務経験による契約書の作成リーガルチェック専門「ヒルトップ行政書士事務所」の濱村です。
先日、継続的に、毎日とある検査を実施し、実施後すぐに委託元に検査結果(問題ないこと)を報告する業務の契約書を作成いたしました。
業務自体はさほどでもないのですが、毎日の検査と報告にかかる単価がそれぞれ定められていて、毎月末日締めで業務委託費を算出するというものでした。
請負契約で3か月以上の契約期間であり、単価が定められていましたので、第7号文書になるのかなと思いましたが、契約期間を明記することで、印紙税の対象となる記載金額が明示されることになりましたので、第2号文書として、印紙税額の算出も可能となり、印紙税額200円とすることができました。
それをクライアントに伝えたところ、当初、印紙税の節税の仕組みのことは理解されていませんでしたが、4,000円の印紙税が200円になったと伝えたら、喜んでおられました。
少しの工夫をすることで、契約書のレベルが上がりますし、印紙税の節税につながることもありますので、契約書作成は面白いのだと思います。
また、喜んでいただけるよう精進したいと思います。