リーガルチェックあるあるPART10(文字数多い契約書)
ご訪問ありがとうございます。豊富な企業法務経験による契約書の作成リーガルチェック専門「ヒルトップ行政書士事務所」の濱村です。
いつもではないですが、ちょくちょく、文字数が多い契約書をリーガルチェックすることがあります。
業務委託契約書でいうと、10,000字以上でしょうか。
15,000字とかあると、本当に心が折れそうになります。
読んでも読んでも・・・
チェックしてもチェックしても・・・
修正しても修正しても・・・
一向にリーガルチェックが終わることはありません。
文字数が多い契約書は、比較的事業規模の大きい会社のそれであることが多く、また、自分に都合のいいようになっていることが多いのが特徴です。
そのため、修正点も非常に多くなりやすいです。
自分のように、正義感の強い人間はそれを看過できず、クライアントの方のために、気になる条項はすべて修正を依頼します。
そのため、非常に莫大な手間と時間を要しますが、致し方ありません。
少しでもリスクを削減した状態で、クライアントには契約をしていただきたいからです。
そのように修正した契約書がまた契約相手の手に戻り、「これは受けられる」「これは受けられない」などと始まりますが、意外と受けてもらえることも多いです。
もちろん受けてもらえないときはお客様と作戦会議を開きます。
文字数が多い契約書は、本当に時間がかかりますが、それだけきちんとした契約相手であることが多い印象です。
しっかりとクライアントのリスクが削減でき、安心できる取引になるようにお手伝いをしていきたいですね。
とはいうものの、文字数が少ない契約書のほうを人間は好むと思います。。