リーガルチェックあるあるPART1(誤字脱字の多い契約書)
ご訪問ありがとうございます。豊富な企業法務経験による契約書の作成リーガルチェック専門「ヒルトップ行政書士事務所」の濱村です。
契約書のリーガルチェックをするうえでの「あるある」を書いていきたいと思います。
まず、記念すべき1回目は、こんな「あるある」です。
どんな「あるある」かというと、契約相手から提出される契約書に誤字脱字(キーワードの定義づけができてないことなども含みます)の多いパターンです。
これは、一部上場企業の会社ではまず見れませんが、比較的社歴の浅い会社によく見られます。
本来、契約書のリーガルチェックは、クライアントが不利にならないようにすればいいのですが、結局は、クライアントと契約相手が1通ずつ保有することになっておりますので、クライアントに誤字脱字の多い契約書で締結してもらうのはよろしくありません。
そのため、誤字脱字も見逃さず、しっかりと細かく適正な修正を行います。
こうすることで、本当に修正を依頼したい条項で、のちにどちらも譲りたくない条項(例えば、損害賠償条項)などについても、こちらの修正案を受け容れてくれることが多いです。
そのため、本当に修正したい条項だけでなく、他の誤字脱字も見逃さず、しっかりと細かく修正することで、契約相手が自分に非があるとわかり、修正案を受け容れてくれる可能性が高まりますので、細かな誤字脱字も見逃さないようにすることが意外と重要になります。