契約書のフォント

ご訪問ありがとうございます。豊富な企業法務経験による契約書の作成リーガルチェック専門「ヒルトップ行政書士事務所」の濱村です。

これまでいくつもの契約書を拝見してきましたが、まず目に飛び込んでくるのは、文字列ですよね。

着目するのは、フォントがいつも見慣れているものと合致するのかしないのか。

見やすいのは、「MS明朝」。

見にくいのは。「MS明朝」以外。

一般的に、企業法務で使用されている契約書のフォントは、「MS明朝」が主流です。

統計を取っている訳ではないので、明確ではないですが、次に多いのが「MS P 明朝」でしょうか。

最近は、「游明朝」も増えていますね。

たまに、「MSゴシック」や「メイリオ」の場合もあります。

「MS明朝」が最もしっくりきますが、それよりも、同じ契約書の中で、ある条項は、「MS明朝」なのに、ある条項は「MS P明朝」が混在しているケース。

これって、意外とあります。

特に、この条項はこちらから、この条項はあちらからなどとつぎはぎした契約書に多く見られます。

この場合は、Ctrlキー+Aを押して、全範囲選択にして、その契約書内で、主に使われているフォントに統一しています。

紙に印刷すると、フォントの違いは一目瞭然ですので、見た目が悪くなります。

見た目が悪いと契約書への信頼度も減少します。

フォントは、MS明朝がいいとは思いますが、契約書のすべてでフォントが統一されることのほうが重要だと思います。

細かいことですが、契約書を作成する場合、契約書のフォントにも気を付けていただけたらと思います。