料金明細の記載ある契約書の印紙

ご訪問ありがとうございます。豊富な企業法務経験による契約書の作成リーガルチェック専門「ヒルトップ行政書士事務所」の濱村です。

ASPやクラウド型のサービス提供に関する契約書を作成することがあるのですが、以前契約したお客様から印紙税について、質問がありました。

ASPやクラウド型のサービスを提供するにあたり、そのお客様向けに機能追加開発(カスタマイズ)する業務を行うのですが、特にそれをサービス内容としてうたっているのではないのですが、サービス料金の明細を契約書に添付し、明細に「機能追加開発料金●●円」という記載を追加した場合、印紙税はかかりますかという質問でした。

確かにサービス内容には、機能追加開発サービスの記載はないのですが、料金明細にあるので、請負契約とみなされ、印紙税がかかるだろうと思いました。

念のため、税務署に確認してみると、やはり、料金とはいえ、機能追加開発に関する記載があるので、請負契約となり、第2号文書に該当し、印紙税はかかるとのことでした。

印紙税は自分の思い込みから、とんでもない解釈をすることがありますので、ご注意ください。

なお、当事務所では、印紙税に関する知識やノウハウも豊富ですので、それを考慮に入れたうえで、契約書の作成やリーガルチェックを行いますので、安心です。

ご相談をお待ちしております。