契約書の簡単なチェックポイント
契約書を作成したものの、本当にこれで大丈夫かなと不安に思ってしまいますよね。
とりあえず、外形的にできたので、大丈夫だと思ってしまうのですが、これが落とし穴。
必ず大なり小なり間違いがあるのです。
契約書のチェックをしていて、よくある間違いをピックアップしてみました。
結構細かい点もありますが・・・
①条項が飛んでいたり(第1条の次が第3条になっている)、条項に重複(第4条の次にまた第4条がある)がある。
②項番が(1)(2)のように常に統一されていない((1)(1)だったり全角半角の統一性がない)。
③フォントの種類が「MS明朝」と「MSゴシック」が混在していたり、フォントサイズが10や11になっていて、統一性がない。
④契約書に使われている文言が、同じ契約金額でも、「業務委託料金」や「費用」や「委託費」などバラバラで、統一性がない。
⑤契約期間の年号が和暦・西暦どちらも使われ、統一性がない。
⑥主語がなく、だれに権利や義務があるのかわからない。
⑦数字や英語が半角だったり全角だったりで、統一性がない。
⑧文字が行の途中から下段に落ちている。
まだ他にもありますが、統一性がないことに起因したものが多いですね。
契約書を後で見たときに、「これってどういう意味?」というような疑義が生じにくくする必要があるのではと思います。
契約書では、どちらも解釈できるようなあいまいな記載は避けなければなりませんので、注意が必要です。
それと、①や⑧はワードのスキルが低いことに起因していると言えますね。
契約書の記載は、大なり小なり、必ずと言っていいほど間違いはあるものです。
少しでも間違いをなくし、読む人が読みやすい契約書になるよう心掛けたいものです。
ヒルトップでは、自分で言うのもなんですが、統一性を意識していることはもちろん、マイクロソフトワードの取り扱いには、絶対的な自信を持っておりますので、整然とした契約書を「きれいに見やすく」作成しております。
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